進学塾は入塾テスト対策も必要

生徒のやる気をチェックする

進学塾の多くが、いわゆる入塾テストを設けています。入学試験のように、それに合格した学生のみ、塾に通える仕組みです。学力を審査する目的に加え、生徒のやる気を入塾テストによってチェックしているのが実情です。真剣に生徒の指導にあたる進学塾は、生徒個人のモチベーションを大切にしており、本気で有名高校や一流大学を志望する気持ちを大事にします。意欲が低い生徒は試験結果が芳しくなく、入塾が認められない事が多いです。試験の結果と生徒のモチベーションは基本的に比例します。いわゆる頭の良い子を選別するのではなく、いかに来たる受験本番に向けて真摯に向き合っているか、塾に入りたい意欲があり入塾テストに対策をしてきているか、そういった生徒個人の熱意を審査するのです。

入塾テストの傾向は進学塾によって色々

入塾テストの範囲や傾向は、進学塾によって異なります。高校や中学校の授業で今現在、生徒が習っている基本的な知識を問う、中間テストに近い入塾テストを設ける進学塾もあります。一方で学習塾独自の難易度が非常に高い入塾テストを設ける場合もあり、また本番の高校入試や大学模試に近い高レベルな入塾テストをあえて用意して、その点数から生徒の今現在の習熟度を判別する、というパターンもあるのです。いずれにしても対策をしておかなければ、希望する進学塾に入れません。塾によっては事前に入塾テストの範囲や傾向をオープンにしています。良い塾に入るためには、普段の勉強が大切ですが、それに加えて塾の出題傾向に沿った事前の予習が不可欠です。

© Copyright One-On-One Teaching. All Rights Reserved.